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暗号通貨・仮想通貨を知る

暗号通貨・仮想通貨について書いていく。 また、その周辺事項も書いていく。 そんなブログ。 MONA:MKApXeigBUrpQWsDN9XUPyM366X42d1bM1 BTC:17MJsqHmf4V5Dafjz63fHqK7ry9YAsao6c

   

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ビットコインの送金遅延問題(スケーラビリティ問題)について 後編(個人での防衛策)

歴史的背景等は前編をお読みください。

個人で送金遅延による被害を最小限に抑える方法は何があるだろうか?

1.そもそもビットコインを使わない

最も確実で、安く済む。取引所間での送金をモナーコインやリップルなどにすれば、ビットコインを使わずに送金が可能である。この選択肢が可能であれば使いたい。

2.送金手数料を引き上げる

送金手数料を引き上げればその分早く承認されやすくなる。また、取引所等が未承認のトランザクションをInputとして使ってきた場合でも、送金手数料が大きければ、その送金の元となるトランザクションを含めて一緒にブロックに取り込んでくれる可能性が出てくる。

3.ViaBTCのTransaction Acceleratorを使う

ViaBTCというマイニングプールが、無料で、ViaBTCが掘ったブロックに限り優先的にブロックにトランザクションを取り込んでくれるTransaction Acceleratorを公開している。
こちらより飛べるので、止まってしまったら是非使おう。しかし、1時間に100個のトランザクションしかこのツールは使えないので、他人に先を越されることも多い。
尚、ViaBTCのサービスを利用している場合はそれとは別に特別枠を使用することができる。


4. 送金回数を少なくする、トランザクションのサイズを減らす(必要最小限のinput , outputを使うようにする)

そもそも送金回数を皆で減らせばトランザクションであふれかえることも減る
サイズを削減すれば他のトランザクションが入るだけでなく、実質的に手数料を上げたのと同じ効果が得られる。(基本的にサイズ毎の手数料が高い順から承認されるので)
Bitcoin CoreやElectrumを利用している場合、コインコントロール機能を用いて必要最小限のinput , outputを使うと良い。また、お釣りのないトランザクションは1つ受取を減らせるので、サイズ削減に役立つ。
(たとえば、未使用の0.1BTCの受取が3個、0.01BTCの受取が11個あったとして、0.21BTCを送る時、0.1BTCの受取2個と0.01BTCの受取1個を使うとinputの数が少なくなるし、逆に0.01BTCの送金をしたいのであれば、0.1BTCの受取1つから0.01BTCと0.09BTCのお釣りのトランザクションを作るよりは0.01BTCの受取1個を使ったほうが無駄が無い。)




5.あえて二重支払いを行なう


この手法は、あまり使うべきでないので、出来ればこれは最終手段として使用してほしい。
送金してしまったが手数料が低すぎてなかなか承認されない場合、もう一度同じトランザクションを、今度は手数料を引き上げて発行する。
他のノードはMempool(その時に一時的に記録されてあるトランザクションの置き場所)にあるトランザクションと比較して、二重支払いが認められる場合これを承認しないが、
かなり時間がたってMempoolから消されたトランザクションに関しては、二重支払いとして判定されないので、通ることがある。
また、Bitcoin CoreのユーザーはAbandontransactionコマンドや、”取引の中止”でも似たようなことができるので、上手く活用したい。

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モナーコインに触れていろんな暗号通貨を知るようになった。

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