次のようなコインは詐欺である。
開発者がプリマイン(最初に大量のコインを入手すること)しているもの。
目的がはっきりしていて最初からそれを宣言している場合は基本的に詐欺コインとはされないが、
開発者が隠してプリマインしている場合は詐欺コインとなる。
もしくは、そもそも存在しない仮想通貨を売りつける、現物まがい商法のようなもの。
仮想通貨以外でも存在するが、仮想通貨で引っ掛かる人もいるので注意が必要である。
また、そうでなくとも、本当はそこまで高くないものを不当に高値で売りつけるという事例もある。昔、リップルという仮想通貨の価格が3円のところ、20円で売りつけられたという事例がある。仮想通貨を買う時は適正価格で買わないといけない。
詐欺コインとしては、エターナルコイン、ADAコイン、FUTCoin、ベイジアコイン、dircoin、ノアコイン等がある。
例えば、この中で言うとFUTCoinは開発元がプリマインをしていて、しかもそれを隠していた。
エターナルコインや、最近話題のノアコイン等は、そもそも存在しない仮想通貨を売りつけている可能性が非常に高い。
ではどのようにして詐欺に遭うことを防ぐことができるか?
そもそも仮想通貨についての知識をつけておくのが良いが、簡単な見分け方があるのでそれを紹介しよう。
1.セミナーをやっている
健康食品の詐欺と同じような感じである。
セミナーの内容は最初はビットコインが何円から何万円になったとかいう話だったりし、実際それは本当なのだが、最終的に、詐欺師の売りつけたいコインの話をする。
2.代理店から販売している
そもそもいろんなコインを扱ってることで実績のある取引所で、ICO(新規上場コインの販売)をしているなら問題は無いが、代理店から販売というのはそもそもおかしな話である。
なぜなら、別に本物の仮想通貨は代理店などなくとも販売できる。
勝手に取引所を立てても良いし、誰もそれを止める権限のある人は普通はいないのである。
3.価格が上がると言っている
そもそも仮想通貨は価格が決められるものではなく、絶対に上がるなどというコインは存在しないのである。なぜ価格が上がることが確定しているのか。
また、金融庁も怪しい仮想通貨の相談窓口を設けている。
仮想通貨に投資する際は良く良く気を付けて投資してほしい。
http://www.fsa.go.jp/
http://www.fsa.go.jp/common/about/20170403.pdf
PR